日本科学教育学会研究会研究報告
Online ISSN : 1882-4684
ISSN-L : 1882-4684
発表
個人・地域・世界を結ぶSTEAM(科学・技術・工学・農学・数学)型エネルギー教育モデルの開発(1)
―私たちの日常生活とエネルギーを中心とした実践―
真部 幸史浅井 英典隅田 学彦田 順也八木 昌生松本 浩司加藤 美和三好 徹明光宗 宏司大橋 智史横山 泰士
著者情報
研究報告書・技術報告書 フリー

2018 年 32 巻 8 号 p. 1-2

詳細
抄録

愛媛大学附属高等学校は,平成29 年度より、経済産業省資源エネルギー省委託事業のエネルギー教育モデル校に採択され、教科横断的に取組を行っている。その特徴は、STEM(科学・技術・工学・数学)にA(農業)を加えた取組である点である。初年度はまずは、地域に目を向け、愛媛のエネルギー資源やその活用について学ぶと共に、省エネルギー推進に目を向け課題解決に取り組んだ。特に教科・農業においては、エネルギー循環型農業、エネルギーイノベーション等について取り組み、関連施設の見学や企業を訪問し、知識・理解を深めた。科学教育の一環として農業科での実践例は新しい試みである。

著者関連情報
© 2018 一般社団法人 日本科学教育学会
前の記事 次の記事
feedback
Top