2018 年 32 巻 8 号 p. 1-2
愛媛大学附属高等学校は,平成29 年度より、経済産業省資源エネルギー省委託事業のエネルギー教育モデル校に採択され、教科横断的に取組を行っている。その特徴は、STEM(科学・技術・工学・数学)にA(農業)を加えた取組である点である。初年度はまずは、地域に目を向け、愛媛のエネルギー資源やその活用について学ぶと共に、省エネルギー推進に目を向け課題解決に取り組んだ。特に教科・農業においては、エネルギー循環型農業、エネルギーイノベーション等について取り組み、関連施設の見学や企業を訪問し、知識・理解を深めた。科学教育の一環として農業科での実践例は新しい試みである。