同志社大学大学院理工学研究科数理環境科学専攻
京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻
2008 年 72 巻 2 号 p. 109-113
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水槽内に再現した浅海地形に津波を作用させた結果,津波による引き波と寄せ波との衝突で,海浜下部から外浜斜面上部で堆積物を大量に巻き上げ,それが重力流となった.それは繰り返し起こることで,重力流に堆積物を供給し続け,外浜斜面を下る重力流を大きくしていった.このように,津波が重力流を発生させるということは,頻度や分布から考えるとタービダイトの起源のひとつとして津波が重要であることを示している.
漣痕
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