日本ストーマリハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2436-8806
Print ISSN : 0916-6440
連載講座
科学論文書式(4) 論文には読み方がある
進藤 勝久
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1996 年 12 巻 2 号 p. 1-6

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抄録
 研究結果の表し方一つでその論文の生死が決まる。多くの論文を読んで形式になれることもさることながら、棒、折線、円、帯、地図、ヒスト、レーダー各グラフやフローチャートの特徴を知って、データを一目瞭然の理解しやすい表現にすることが重要である。
 データだけを与えておいてその解釈をしない卑怯な論文にならないよう、科学的な手段による自己主張が欲しい。それには、均衡あるサンプリング法や統計処理法などを、専門書で学習することだ。こじつけの論文ではなく、科学的に表現された論文であってほしい。
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