日本ストーマリハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2436-8806
Print ISSN : 0916-6440
原著
オストメイトの「相談」に関する実態調査
坂本 理和子藤長 すが子村上 はるか荻野 薫子前田 明子
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2001 年 17 巻 2 号 p. 35-45

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抄録
 北海道在住のオストメイト600名を対象に、相談経験と相談相手についてのアンケート調査を実施し、245名より有効回答が得られた。その結果、相談経験があると応えたオストメイトは90.6%(222/245)で相談項目として、装具・皮膚・入浴が多いことが明かになった。相談した相手としては、医師、看護婦が上位を占めたが、相談したかった相手として、医師、ストーマ専門の看護婦の順となっている。選んだ理由としては、専門性・知識・経験などでありオストメイトは専門的な知識を求めている事が分かった。
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