日本ストーマリハビリテーション学会誌
Online ISSN : 2436-8806
Print ISSN : 0916-6440
原著
新しいコンチネント・ストーマ装着具「コンシール」の使用経験
穴澤 貞夫佐々木 廸郎内藤 春彦今 充葛西 恵美子大村 裕子渡辺 成倉本 秋丸田 守人日比野 保子中里 博昭加藤 知行稲葉 世代作間 久美田澤 賢次沖野 生子進藤 勝久太田 昌資原田 俊子田村 泰三井上 淳中川 準平三木 佳子磯本 浩晴久富 瑞穂
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1989 年 5 巻 2 号 p. 5-18

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抄録
 ストーマにプラグを挿入して便を止めるという新しい使い捨て型ツーピース装着具「コンシール」の安全性と有用性を多施設共同研究により検討した。結腸ストーマ患者86例に使用した結果,42例に45件の異常がみられ,23例が中止されたが,ほとんどか便漏れや軽微なもので問題となるものはなかった。一方除外・脱落を除く72例において,プラグ平均装着時間は自然排便法で10.3時間,洗腸法で17.9時間,便コンチネンス機能有効率は自然排便法で86.4%,洗腸法で92.3%であり,40例(55.6%)が有用性ありと評価された。以上より,今後適切な指導法と詳細な適応が決定されれば,コンシールは有用な結腸ストーマ用コンチネンス装着具になり得ると判断された。
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