抄録
本論文では,まず筆者が香川県で行った実践を踏まえて,スクールソーシャルワークの必要性と有効性について検討する.必要性と有効性は事例と利用者のモニタリングを基に考察を行った.必要性については,学校にはソーシャルワークに対するニーズがあるため必要であると考える.有効性については,スクールソーシャルワーカーの役割や機能や業務を明確にした上で,実践に対する評価を今後していく必要がある.そして,香川県のスクールソーシャルワーカーの現状について述べた上で,構想を考察する.今後早急に行う必要があることは,①スクールソーシャルワーカーの役割と機能と業務の明確化,②実践に対する評価方法の検討,③スクールソーシャルワーカーの養成,である.