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Print ISSN : 0289-6540
さまざまな演奏スタイルに適応可能な電子鍵盤楽器UnitKeyboardの設計と実装
竹川 佳成寺田 努西尾 章治郎
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2009 年 26 巻 1 号 p. 1_38-1_50

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抄録
鍵盤楽器の歴史は古く,ピアノ,オルガン,アコーディオン,鍵盤ハーモニカなど目的や状況に応じて鍵盤数,段数など鍵盤構造が異なるさまざまな鍵盤楽器が提案されてきた.しかし,従来の電子鍵盤楽器は,鍵盤数固定の単一楽器であったため,手軽さの問題や求められる鍵盤構造に柔軟に適応することが難しかった.そこで,本研究では1オクターブを基本単位とする鍵盤を組み合わせることでさまざまな鍵盤構造に適応できるユニット鍵盤(UnitKeyboard)を構築する.また,鍵盤演奏における鍵の関係に関する特性を用いることで設定負荷を軽減する.さらに,このようなユニット鍵盤の枠組みを利用したアプリケーションを提案する.
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© 日本ソフトウェア科学会 2009
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