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Print ISSN : 0289-6540
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選択された号の論文の7件中1~7を表示しています
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  • 伊藤 恵, 木塚 あゆみ, 奥野 拓, 松原 克弥, 大場 みち子
    35 巻 (2018) 1 号 p. 1_103-1_109
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    実践的教育手法としてProject-Based Learning(以下PBL)が注目されており,情報系の学部や研究科においてもシステム開発を中心としたPBLが広く行われてきている.身に付けるべき技術が多岐にわたる場合,1回のPBL受講で習得できることに限りがあることから,複数回のPBL受講が望ましいが,限られた教育期間の中で複数の受講が難しい場合もある.そこで我々は個々の学生のPBL受講回数不足を補完するために,チーム開発を模擬的に個人学習で学ぶ自習教材を開発した.実際にこの教材を用いた教育試行を行い,開発した教材を受講した後に通常のPBLを受講した学生と,通常のPBLを2回受講した学生との比較分析を行い,通常のPBL受講に比べると不十分な点もあるものの,スキル習得に一定の効果が見られることが分かった.
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  • 槇原 絵里奈, 井垣 宏, 吉田 則裕, 藤原 賢二, 飯田 元
    35 巻 (2018) 1 号 p. 1_110-1_116
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    プログラミング演習において,リアルタイムに教員が各学生の進捗を把握し,適切なアドバイスを与えることは困難である.本研究では,探索的プログラミングと呼ばれる,実装が不明確な箇所に対して,修正・コンパイル・実行を繰り返すプログラミング行動に着目する.学生がプログラムのどの箇所に対して探索を行っているかを検出し,課題に対する取り組みや難所をリアルタイムに特定することを目指す.提案手法を実際のプログラミング演習に適用したところ,同一課題における学生間のアプローチの違いや,エラーが生じた原因の特定が容易になることが確認できた.
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  • 齋藤 尊, 新美 礼彦, 伊藤 恵
    35 巻 (2018) 1 号 p. 1_117-1_123
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    本研究では,学生主導で実施されるソフトウェア開発PBL(Project-Based Learning)のマネジメント支援を目的とする.ソフトウェア開発経験の浅い学生がプロジェクトを管理するPBLでは,学生の経験不足などが原因で工数見積りの誤りが発生し易い.一般的なソフトウェア開発では,開発工数を見積る手法を利用するが,データ収集とモデル構築・工数計算をプロジェクト進行中に行う必要があるため,学生が利用するのは難しい.一方PBLではプロジェクト管理ツールなどから様々な開発データを収集できるが,それらは十分に活用されていない.
    そこで本研究ではCoBRA法をベースにした工数見積り手法を提案する.この手法では過去に実施されたPBLの開発データを利用することによって,実施中のシステム開発PBLの成果物作成に要する工数を見積る.本研究では見積り精度の評価とPBL参加学生へのアンケートを実施するため,進行中のPBLへの適用実験を行った.またこの適用実験では,データ収集の簡便化のためプロジェクト管理ツール運用ルールを設定した.
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  • 宗像 聡, 安家 武, 上原 忠弘, 山本 里枝子
    35 巻 (2018) 1 号 p. 1_124-1_139
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    本論文では,OSSのWebアプリの運用時の使われ方に基づいて,付属するテストセットの網羅性を評価し,テスト条件漏れが減るように対話的に強化する手法を提案する.多種多様な提供機能を持つOSSのWebアプリでは,テストされない運用時だけの機能の使われ方が多数生じてしまう.HTTP通信のキャプチャ&リプレイを用いると,運用時に生じた使われ方を再現することができる.しかし,既存のテストセットではテストされない運用時だけの使われ方を膨大なキャプチャデータから発見し,新たなテストケースとして整備する作業は,依然として難しい.そこで,提案手法では,テスト時と運用時に採取したキャプチャデータから,提供機能の使われ方を表すテスト条件を抽出しまとまった一覧表の形に集計・可視化することで,テストされない運用時だけの使われ方を効率的に発見・理解させる.テスト担当者は,次のアプリ改版時にテストすべきテスト条件を選択し,対応するリプレイスクリプトを自動生成することで,テスト条件漏れを減らしていける.OSSのWebアプリとその運用48日分のキャプチャデータを用いたケーススタディを実施し,提案手法の有用性を確認した.
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  • 上里 友弥, 南出 靖彦
    35 巻 (2018) 1 号 p. 1_140-1_168
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    We present synchronized recursive timed automata (SRTA) that extend timed automata with a stack in which each frame contains multiple real valued clocks. SRTA are an extension of dense-timed pushdown automata (TPDA) of Abdulla et al. As with TPDA, timed transitions of an SRTA synchronously increase the values of all the clocks within its stack at the same rate. Our contribution is to show the decidability of the configuration reachability problem of SRTA. On the basis of a thorough study of the proof structure of Abdulla et al., we present a simpler and more modular proof that applies several abstractions to the concrete semantics and consists of their forward and backward simulations. Our proof enables to extend their decidability result of the location reachability problem to the configuration reachability problem of SRTA. We use the region designed by Abdulla et al. for TPDA instead of the conventional region in the theory of timed automata to establish a key technical lemma.
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  • 今井 敬吾, 結縁 祥治, 吉田 展子
    35 巻 (2018) 1 号 p. 1_169-1_193
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    通信プログラムの振舞いを保証するセッション型システムを,プログラミング言語 OCamlの処理系に導入するライブラリ session-ocaml を示す.本論文は,OCamlの単一化による型推論機構のみに基づいており,他の多くのプログラミング言語への適用が期待できる.session-ocaml では,次の2つのキーアイデアによってセッション型を実装する. (1)プロトコル整合性の基礎となる双対の型検査を,極性付きセッション型によって定式化することで,OCamlによる型推論を可能にする. (2)パラメタ化モナドの枠組みにおいて,セッションを保持するスロットと,関数プログラミングにおけるレンズによるスロット操作を導入することで,委譲を含むセッション型システムを実現する. SMTPクライアントとデータベースサーバーの実装例により,session-ocaml に基づく実現の有効性を示す.
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  • 木下 直樹, 門田 暁人
    35 巻 (2018) 1 号 p. 1_194-1_200
    公開日: 2018/02/16
    ジャーナル フリー
    本論文では,開発工数予測モデルの予測精度がプロジェクトによって大きくばらつくという問題に着目し,ソフトウェア開発工数の二段階予測方法を提案し,その実現可能性を調査する.提案方法では,まず,予測対象のプロジェクトについて,開発工数を高い精度で予測できそうか否か,すなわち,予測の信頼度を評価する.そして,信頼度が高いと期待される場合にのみ開発工数の予測を行う.提案方法のフィージビリティを確認するための実験を行った結果,予測の信頼度の推定には残差平方平均が適しており,残差平方平均の値が大きいカテゴリに属するプロジェクトについては予測を行わないことで,予測誤差を減らすことができ,二段階予測の有用性が示唆された.また,予測を行わない条件を緩和することで,予測対象プロジェクトを増加させつつ予測誤差を抑えることが可能であることが分かった.
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