コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
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  • 川谷 知寛, 塚田 浩二, 栗原 一貴
    2023 年 40 巻 3 号 p. 3_97-3_112
    発行日: 2023/07/25
    公開日: 2023/08/29
    ジャーナル フリー

    近年,IoT が一般化している中で,ArduinoやM5StackなどのIoT デバイスの動作や仕組みを他者と共有する場面が増えてきている.さらにコロナ禍に伴い,各教育機関においても,チュートリアル動画等を用いたオンデマンド型や,ビデオ会議システム等でのスライド共有を中心とするライブ型のオンライン授業の導入が進められている.一方,IoTプログラミング教育を考えると,こうした手法は実世界のデバイスやソースコードとのリンクに乏しい等の問題があった.そこで本研究は,Web上で共有される動画やスライドといった順序型コンテンツにスクリプト言語を同期させ,実世界のIoT デバイスや編集可能なソースコードと連携させることで,IoTプログラミング学習を支援するシステム「IoTeach」を提案・開発する.本稿では,システムのコンセプトと実装を説明し,システムの印象評価と学習効果の検証,課題と展望について議論する.

  • 高橋 亮, 雪田 和歌子, 横田 知之, 染谷 隆夫, 川原 圭博
    2023 年 40 巻 3 号 p. 3_113-3_122
    発行日: 2023/07/25
    公開日: 2023/08/29
    ジャーナル フリー

    ライフログやヘルスケアのためのウェアラブル機器の多くは電池容量が小さいため頻繁に充電する必要があり,長期の使用が困難である.そこで,導電糸で実装された布型無線給電器(コイル)を衣服へ内蔵し使用中のウェアラブル機器へ常に給電することで,継続的なウェアラブルコンピューティングを目指す.しかし,人体の至る所にあるウェアラブル機器への給電に向け布型コイルを人体スケールへ拡大すると,電磁界が人体内部まで浸透するため送信電力を制限する必要があり,さらに導電糸の損失が大きいため給電効率が著しく低くなる.そこで,安全で比較的高効率な人体スケールの布型無線給電器,メアンダコイル++を提案する.メアンダコイル++は,人体への電磁界浸透を抑制できるコイル構造と液体金属ベースの低損失な導電糸を用いる.これにより,人体の70%程度を覆う広範囲な給電領域を実現し,さらに電磁界ひ曝を抑制しながら最大2.5Wの電力を約40%の給電効率で給電領域に対し約1/375サイズのウェアラブル機器へ給電できた.

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