コンピュータ ソフトウェア
Print ISSN : 0289-6540
組込みJavaの実時間ごみ集め
鵜川 始陽
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2012 年 29 巻 1 号 p. 1_2-1_18

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抄録

近年,ソフトウェアの信頼性の向上と開発期間の短縮のために,組込みシステムの分野にもJavaが使われるようになってきた.組込みシステムではイベントに対して素早い応答が必要なアプリケーションが多いため,アプリケーションを長時間止めない,実時間GCが必要になる.本稿では,代表的な組込み向け実時間GCであるMetronomeを例に,実時間GCの全体像を紹介する.さらに,いくつかのトピックについて,実時間GCに使われる技術の詳細を紹介する.

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© 日本ソフトウェア科学会 2012
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