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Print ISSN : 0289-6540
PROLOG述語(呼び出し)の決定性
沢村 一
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1987 年 4 巻 4 号 p. 4_372-4_378

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抄録

本論文では,Prolog述語(呼び出し)の決定性がプログラムの最適化変換や信頼性の高いプログラム作成に重要な役割を果たすことを論じる.次いで,これらの目的に適した決定性の概念,およびa-決定性とr-決定性と呼ばれる二つの決定可能な述語呼び出しの部分クラスを導入し,それらの性質を調べる.さらに,同値であるがそれらとは異なった定義法,拡張法等についても述べる.これらの概念はPrologのプログラマが,述語(呼び出し)の決定性に関して日常無意識に用いている直観を自然に,そして統語論的に定義したものであり,かなり多くの述語(呼び出し)がこれらによって決定的と判定される.

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© 1987, 日本ソフトウェア科学会
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