熱帯農業
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Atriplex nummulariaの発芽および苗立ちと塩分環境
第I報 発芽および苗立ちに及ぼすNaCl濃度および温度の影響
内山 泰孝
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1986 年 30 巻 2 号 p. 94-99

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抄録

Atriplex nummulariaの種子の発芽率は置床中のNaCl濃度が高いほど低下し, 平均発芽日数も長くなる.置床温度10~30℃ならびにNaCl濃度0~3.0%の条件下において, 種子の発芽率ならびに実生の生存率は, いずれも高温, 高濃度ほど低下する.そして, 実生はNaCl3.0%では全く生存できなかった.一方, 種子は高濃度のNaCl中でも, それほど大きな障害をうけずに生存しうる.

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© 日本熱帯農業学会
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