1965 年 9 巻 1 号 p. 32-34
(1) 植付苗の大きさと生育状況について, トンネルマルチ保護と無保護のり2通で生育状況を調査した.
保護区では大苗より小苗の方が生育がよく開花も早かつた.苗の大小よりも植付時の保護の有無の差が生育に現われた.
環境をよくして生育を順調につづけさせることが生育を促進し開花を早めることになる.
(2) 植付時の摘芯と生育の関係について調査した.植付時の摘芯は生育をおくらせ, 開花におくれた.特に露地栽培では開花時期の差が収量に大きな差が生じた.幼苗時の摘芯は開花の高さがやや低くなつたが開花促進には効果的な方法ではない.