近年、乗用車の大型化や重量増加が進んでいるが、駐車場規格の観点から実態が把握されておらず、将来的には入庫できない問題が発生する恐れがある。特に、EV の普及により車両重量が増加し、機械式駐車場の耐荷重を超える懸念もある。また、労働環境の変化による 2024 年問題を踏まえ、荷捌き車両も大型化になる傾向にあり、これまでの駐車場の規格、特に高さに問題が生じつつある。その結果、これまで設置されていた駐車場マスに収まらない課題も出てきている。本研究では、こうした状況において、乗用車と駐車場の規格の整合性を調査し、現状を把握し、時代の変化に応じた適正な駐車場規格について論じることを目的とする。