主催: 一般社団法人 交通工学研究会
会議名: 第43回交通工学研究発表会
回次: 43
開催地: 日本大学(東京都)・オンライン同時配信
開催日: 2023/08/08 - 2023/08/09
p. 205-211
自動運転車両の実用化によって交通の円滑性向上が期待されている。しかし、バス路線での導入の際には、バスと一般車の干渉でバス停周辺の交通状況も大きく変化する。それにより、既存の MVs に対してのバス停構造の利点や欠点が変化する可能性があり、自動運転社会におけるバス停構造と円滑性の関係性を明らかにする必要がある。そこで本研究では、仮想空間で AVs 混在期におけるバス停構造(ストレート型/バスベイ型)の違いが円滑性に与える影響を分析し, 実道路ネットワークに適用させることで, AVs 車両普及段階での理想的なバス停構造を検討した.その結果、AVs 混在率が小さい時はバスベイ型の方が、混在率が大きくなるとストレート型の方が理想的な乗降場であることを示した。