交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第43回交通工学研究発表会
会議情報

第 43 回 交通工学研究発表会
無信号横断歩道付近の視認阻害物がドライバーと横断待機者間の視認に及ぼす影響に関する研究
近藤 美鈴川本 義海
著者情報
会議録・要旨集 フリー

p. 367-373

詳細
抄録
横断待機位置に歩道がある無信号横断歩道において、付近に設置されている構造物等(視認阻害物)がドライバーと横断待機者間の視認を阻害していることが問題であると考えた。そこで、視認阻害物の設置位置と歩行者の横断待機位置が視認に及ぼす影響をビデオ観測によって定量的に明らかにした。その結果、視認阻害物によってドライバーと横断待機者間の視認が阻まれ、特にドライバーから横断待機中の歩行者を視認しにくい危険な環境となっていることを確認した。安全な環境にするためには、視認阻害物が設置されている場合、歩行者は縁石の端から 1.8m 以上離れた位置で横断待機すること、路面の状態に関わらず自動車が 40km/h で走行している場合、十分な停止距離を確保するために視認阻害物を横断歩道端から 2.3m 以上離れた位置に設置する必要があることがわかった。
著者関連情報
© 2023 一般社団法人 交通工学研究会
前の記事 次の記事
feedback
Top