交通工学研究発表会論文集
Online ISSN : 2758-3635
第44回交通工学研究発表会
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第 44 回 交通工学研究発表会
ネットワーク解析を用いた徒歩避難に関する研究
玉河 凌小早川 悟積田 典泰
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p. 610-614

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抄録

これまで、津波発生時の避難方法として徒歩避難が原則とされているが、高台がない等の理由で避難場所までの時間を要する場合に、津波が到達する前に徒歩避難が完了せず、人的被害が増大する可能性がある。現在、ある条件下で自動車避難を認めている自治体があるが、自動車避難は道路混雑が発生して避難の遅れを誘発する可能性もある。そこで本研究では、ネットワーク解析を用いた徒歩による避難時間に基づく避難不可能地域を抽出する手法を構築し、その地域の住民に限って自動車避難を認めることを検討した。具体的には宮城県・東松島市を対象に分析を行った結果、浸水域外を目指した場合と津波対応避難場所を目指した場合のどちらの場合でも避難が不可能になる住民が存在することが明らかになった。

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© 一般社団法人 交通工学研究会
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