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細胞を使った「ものづくり」が未来を変える 匂いを検知する細胞センサーの開発に成功!
国立研究開発法人科学技術振興機構
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2015 年 2015 巻 5 号 p. 8-11

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抄録
私たちはさまざまな匂いを嗅ぎ分けることができる。それは、鼻の中に匂いに反応するセンサーである「匂い受容体」があるからだ。東京大学の竹内昌治教授が研究総括を務めるERATO竹内バイオ融合プロジェクトは、この受容体を持った細胞をつくり、世界で初めて空気中の匂い物質を検知する細胞センサーの開発に成功した。この細胞センサーは、鼻の構造を模倣している。人間の鼻の構造と比較しながら見てみよう。
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© 2015 国立研究開発法人科学技術振興機構
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