抄録
データエントリーや一般事務などコンピュータを用いた職種は、聴覚障害者に適している。にもかかわらず、日本語入力システムは言語の音に注目して作られたシステムであり、音の情報を自然に獲得できる環境にない利用者にとって職業的に不利である。そこで、コンピュータリテラシーである日本語入力技術と同時に音韻情報を視覚的に学べるキー操作データ採取機能付き日本語入力練習ソフトを開発・提唱し、聴覚障害者に対しトレーニングを行った。また、日本語入力に必要な言語力を鍛えるため、メールによる語の運用トレーニングを同時期に行い効果を検証した。