水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
酸化池による生活雑排水の処理
川島 博之河田 孝雄岡田 光正鈴木 基之
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1987 年 10 巻 7 号 p. 423-430,413

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抄録
屋外に作成した幅4m長さ8m深さ0.92mの実験池を用い, 小型酸化池における藻類による酸素供給について検討を加えた。供給水としては実際の雑排水に代わって, 人工下水を用いた。平均滞留時間を4.4, 8.9, 13.4, 18.0日まで4段階に変えて, 実験を行い, 結果を定常状態を仮定した数理モデルにより解析し, 次の結論を得た。
1) 藻類による酸素供給は水深, 滞留時間にはあまり影響されず, 単位面積当りの栄養塩供給量により決定される。
2) 藻類による酸素供給は面積当り最大10~15 [g/ (m2day)] 程度と推定される。
3) 雑排水を水深1mの酸化池で処理しようとした場合, 10日程度の滞留時間が適当と考えられた。
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© 社団法人日本水環境学会
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