水質汚濁研究
Print ISSN : 0387-2025
水中の有機化合物に関する研究 (第2報)
水道水中の非低沸点ヘキサン可溶中性有機ハロゲン化合物
高橋 保雄森田 昌敏
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1988 年 11 巻 2 号 p. 93-99,91

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抄録
水道水中の非低沸点ヘキサン可溶中性有機ハロゲン化合物の概要を明らかにした。有機ハロゲン化合物は極性の大きい成分が多くあり, また, GC-MSで同定・確認できた有機ハロゲン化合物の多くは有機塩素農薬であった。その有機塩素農薬のうち, TCTP, オキサジアゾン, CNP, クロメトキシニルは散布時期にpptレベルで検出され, 一方, α-BHCは年間通じてほぼpptオーダーで検出された。TCTP, オキサジアゾンの使用量はCNPと比較して少ないのに, 検出された濃度は相対的に高かった。そして, これら極低濃度の有機塩素農薬は浄水処理で除去されていなかった。また, これら有機塩素農薬以外に, 多くの有機ハロゲン化合物が存在することも判明した。
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© 社団法人日本水環境学会
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