松本工場では,2008年から施設動力課のQCサークル活動の一環として,月毎のエアー漏れ調査・修理の実施,運用方法の改善として焼却炉雑用コンプレッサーの台数削減に取組んできた。2013年に更なる省エネを目指し,弊社岐阜工場で実績のある㈲動力舎に診断を依頼したところ,工場内エアー低圧化により省エネ効果が見込まれることが分かった。㈲動力舎の提案に基づき,2014年度に下記の内容を実施した結果,コンプレッサー電力を26%低減することができたので,取組内容について紹介する。
① 工場内エアー低圧化とエアーブロー量削減による省エネ
② インバータコンプレッサー導入・配管統合・ループ化による圧損対策
③ エアー使用状況の見える化による効率運用