組織培養研究
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始原生殖細胞株(EG細胞)の樹立とその性質
松居 靖久
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キーワード: 始原生殖細胞, EG細胞, SI因子
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1993 年 12 巻 4 号 p. 273-278

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抄録
マウス始原生殖細胞の増殖が膜結合型SI因子、LIF、bFGFにより協同的に促進されることが、初代培養系を使った実験により明らかになった。さらにこれらの増殖因子とともに継代を続けると、全能性を持った細胞株(EG細胞)が得られた。始原生殖細胞の初代培養での増殖は遺伝的背景に左右されるが、試したいずれの近交系マウスからもEG細胞が樹立できた、またこの細胞が未分化状態で増え続けるためにはSTO線維芽細胞が供給する未知の因子が必要であることが示唆された。
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© 日本組織培養学会
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