獣医麻酔外科学雑誌
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骨癒合遅延症例に対する自家骨髄由来間葉系間質細胞を用いた治療法の試み
原田  恭治中山 正成田中 宏富田 直秀原 康根津 欣典余戸 拓也多川 政弘
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2006 年 37 巻 4 号 p. 79-84

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抄録
骨癒合不全・遅延は小動物整形外科における一般的な合併症である。骨髄中の間葉系幹細胞は、骨芽細胞に分化し骨再生を促すと報告されている。今回我々は骨癒合遅延症例(日本猫:4ヵ月齢、トイプードル:8ヵ月齢)の大腿骨から間葉系間質細胞(BMSC)を採取し、増殖培養した後(1、2、3週)に骨折部へ移植した。X線検査では2ヵ月後までに仮骨の癒合を認め、BMSCの有用性が示唆されたが、今後も検討が必要と考えられた。
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© 2006 獣医麻酔外科学会
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