さとう動物病院
2014 年 45 巻 2 号 p. 27-32
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6歳11ヶ月齢のウサギが外陰部からの出血を主訴に受診した。X線検査で子宮の腫瘍と診断し、卵巣子宮摘出術を実施した。右子宮角には35×50 mmの腫瘤が、左子宮角には直径10–20 mmの腫瘤がビーズ状に認められた。病理組織および免疫組織学的検査で右子宮角の腫瘤は乳頭状腺癌、左子宮角の腫瘤は平滑筋腫と診断した。術後の経過は良好で3年9ヶ月間生存することができ、10歳8ヶ月齢時に胸部疾患を認め死亡した。
獣医麻酔
日本獣医麻酔外科学雑誌
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