埼玉県衛生研究所
2014 年 67 巻 2 号 p. 143-146
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食中毒事例において,残品の散らし寿司から7.5×107cfu/gのStaphylococcus aureusが分離された.食品中の菌数は,凍結・解凍による変化は少なかったが,52℃の加熱条件下では大きく減少し,菌分離には,食塩選択性の培地よりもBaird-Parker(BP)培地の方が優れていた.加熱処理した検体においては,培養時間を48時間よりも72時間あるいは96時間と長くした方が培地上に発育する集落数が高くなることが示された.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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