小島動物病院アニマルウェルネスセンター
2017 年 70 巻 3 号 p. 170-174
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9歳齢,未不妊雌のウサギが1週間前からの尿漏れを主訴に来院した.腹部X線検査及び超音波検査にて腹水貯留と石灰化を伴う子宮腫瘤が認められた.卵巣子宮摘出術時に採取された腹水を用いた細胞診とセルブロック法では悪性上皮系腫瘍細胞が観察された.子宮腫瘤の病理組織検査では強い異型性を有する上皮系腫瘍細胞と骨軟骨を形成する間葉系腫瘍細胞が混在して増殖していた.よって本症例は悪性ミューラー管混合腫瘍(異所性)と診断され,きわめてまれな症例と思われた.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
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