日本獣医師会雑誌
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いわゆる豚白痢における豚プールγ・グロブリンの投与試験について
柏崎 守, 波岡 茂郎, 加藤 祐己
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1968 年 21 巻 10 号 p. 437-440

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抄録
プール豚血清由来γ・グロブリンを子豚に投与し, 2~3週令に多発するいわゆる豚白痢の予防験試を行ない, つぎの成績を得た.
1. 多数の成豚血清をプールし, γ ・グロブリンを抽出した. 得られた豚プールγ・グロブリン中には, 広範な血清型大腸菌に対する抗体が存在した.
2. 予防試験群の下痢発生率は35%であったのに対し, 無処置対照群のそれは55%であった.
3. 試験群にみられた下痢豚の平均下痢期間は2.2日間であったのに対し, 対照群のそれは3.2日間であった. 下痢の発生が最も多くみられたのは, 両群とも2~4週令のあいだであった.
4.試験子豚の8週令における平均体重は13.8kgであったのに対し, 対照子豚のそれは11.7kgであった.
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