1984 年 37 巻 10 号 p. 639-643
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
犬・猫の皮膚の縫合法のうち, 抜糸をする必要のない方法について, 避妊手術に用いることを目的として検討した.その結果, 従来より行われている埋没縫合法は, 術創で糸を結紮し切るため, 創の両側の創縁の接合が悪いと, 糸が創外へ出る欠点を経験した.そこで, 糸を術創で切らず, 創口より皮下へ入れてしまう方法を試みたところ, よい結果が得られ, とくに猫においてもっとも優れていた.
綜合獸醫學雑誌
日本獸醫協會雑誌
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら