連続発生した口蓋裂豚における染色体異常

牧野 仁; 小川 ゆう子; 黒須 敏夫; 佐藤 裕一; 三宅 陽一

doi:10.12935/jvma1951.46.829

連続発生した口蓋裂豚における染色体異常

牧野仁, 小川ゆう子, 黒須敏夫, 佐藤裕一, 三宅陽一

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キーワード: 染色体異常, 口蓋裂, 子豚

ジャーナルフリー

1993 年 46 巻 10 号 p. 829-832

DOI https://doi.org/10.12935/jvma1951.46.829

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抄録

宮城県下の1養豚場で口蓋裂を主徴とする先天異常が10ヵ月間に連続発生し, 肝嚢胞, 胆嚢欠損および動脈管開存などの奇形例が認められた. 口蓋裂の発生には1頭の種雄豚が関与しており, 口蓋裂豚, 正常同腹豚および母豚の染色体検査を実施したところ, 口蓋裂豚では染色体の転座を含むトリソミーが認められた.

責任著者(Corresponding author)

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