日本獸醫學雜誌(The Japanese Journal of Veterinary Science)
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Lipopolysaccharide刺激肺胞マクロファージ由来のネコインターロイキン1
後飯塚 僚廣田 好和長谷川 篤彦友田 勇
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1987 年 49 巻 4 号 p. 631-636

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抄録
Lipopolysaccharide (LPS) で刺激したネコ肺胞マクロファージの培養上清はphytohemagglutinin A存在下においてC3H/HeJマウス胸腺細胞の増殖を増強し, インターロイキン1 (IL-1) の存在が確認された。インターロイキン2活性はみられなかった。マクロファージ培養上清のIL-1活性は, LPS濃度5~10μg/mlで12時間培養したときに最高値を示し, 70℃, 30分の熱処理で失活した。Sephacryl S-200ゲル〓過により得たネコIL-1の分子量は約15,000~20,000 daltonで, クロマトフォーカシング法では等電点4.1, 4.8, 5.3の3分画に活性が認められ, マウスおよびヒトのIL-1αに相当するものと考えられた。
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