2023 年 43 巻 168 号 p. 22-25
この記事は著者の20年以上にわたる日本での研究経験に基づき、この間に得た視点と経験を読者と共有するとともに、外国人の目線から日本の研究環境の魅力のみならず、日本にいる外国人研究者が直面する課題について取り上げる。グローバル研究人材ハブとして日本を位置づけるためには、外国人研究者にとって働きやすく、魅力的な研究環境を整備する必要があり、日本のアカデミアおよび各種研究機関がそのための取り組みと体制づくりを急ぐ必要性を訴えることが本記事の主目的である。