西日本畜産学会報
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分娩月, 産次, 体重が乳量, 乳成分に及ぼす影響
島村 真吾宗綱 良治貝 昌之
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1988 年 31 巻 p. 32-36

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抄録

酪農経営における牛群改良を目的として, 山口県内における乳用牛群の泌乳データを用い, 三重分類最小二乗分散分析法により, 分娩月, 産次及び体重の各要因による305日間乳量, 乳脂率並びにSNF率 (無脂固形分) の基準値を作成した。
乳量, 乳脂率に対しては, 産次の影響が最も大きく, SNF率については体重による影響が大きかった。
乳量, 乳脂率及びSNF率における各要因の分散成分推定値割合の合計はそれぞれ20.3%, 5.0%, 18.5%であったが, 分散分析による検定の結果, 乳脂率に関しては, いずれの要因についても有意性は認められなかった。

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