溶接学会全国大会講演概要
平成19年度秋季全国大会
セッションID: 210
会議情報

高純度化によるSUS310系ステンレス鋼の高温割れ感受性の変化原因
超高純度・高耐食合金の溶接性に関する研究(2)
*才田 一幸西本 和俊木内 清中山 準平
著者情報
会議録・要旨集 フリー

詳細
抄録

高純度化によるSUS310系ステンレス鋼の高温割れ感受性の変化原因について検討した結果、不純物元素量の低減に伴い凝固偏析が軽減され、凝固脆性温度域(BTR)が縮小することにより凝固割れ感受性が改善した。一方、超高純度鋼では、高温延性の低下により延性低下割れ感受性が増大したものと推察された。

著者関連情報
© 2007 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top