溶接学会全国大会講演概要
2019年度秋季全国大会
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材料の基礎特性を用いた延性亀裂進展抵抗予測
*山田 剛久大畑 充
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p. 402-403

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抄録
鉄鋼材料の基礎特性のみを用いて,シミュレーションにより亀裂材の延性亀裂進展抵抗を予測する手法を提案した.シミュレーションに用いるダメージモデルには,ボイド成長挙動に基づく簡易的で現象論的な積分型ダメージモデルを採用し,材料特性には単調引張試験の結果のみから推定可能な限界ひずみを用いた.これにより,単調引張試験の結果のみを実験で取得することで,精度良く延性亀裂進展抵抗を予測可能であることを示した.
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© 2019 社団法人 溶接学会
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