溶接学会全国大会講演概要
2022年度秋季全国大会
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接着接合の援用による溶接ルート部の疲労き裂抑制技術に関する基礎的検討
*徐 毅飛廣畑 幹人鈴木 俊光小西 英明冨永 周佑
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キーワード: 疲労, 鋼橋, ルートき裂, 接着
会議録・要旨集 認証あり

p. 142-143

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抄録
鋼橋における疲労き裂多発箇所の一つとして,桁端部の下フランジとソールプレートのすみ肉溶接部が挙げられる.この溶接部では,下フランジの曲げ変形に伴い,ルート部からき裂が発生する場合がある.ルート部から発生したき裂は検出および補修が困難であるため,製作段階においてき裂を予防するための技術が求められる.これに対し本研究では,接着接合の援用によるルートき裂抑制の可能性を検討するため,一連の実験を実施する.
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© 2022 社団法人 溶接学会
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