溶接学会全国大会講演概要
2022年度秋季全国大会
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損傷解析による中炭素鋼の冷間鍛造性に及ぼすセメンタイト分布形態の影響
*大和 真鳥庄司 博人大畑 充鬼川 眞依山下 浩司高嶋 康人杵渕 雅男
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会議録・要旨集 認証あり

p. 240-241

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抄録
中炭素鋼の冷間鍛造性の向上のために、一般に球状化焼鈍処理が行われるが、その熱処理条件により異なる組織形態が鍛造時の割れ形成挙動に影響を及ぼすことが明らかとなってきた。しかし、鍛造性向上のためのセメンタイト組織形態の制御指導原理は必ずしも明らかでないのが現状である。そこで、セメンタイトの分布形態が割れ限界に及ぼす影響について、ボイド生成とその後の亀裂進展挙動に着目し解析的に検討した。
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© 2022 社団法人 溶接学会
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