溶接学会全国大会講演概要
2022年度春季全国大会
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付加溶接継手の疲労性能に及ぼす溶接形状と試験体幅の影響
*小谷 祐樹津山 忠久堤 成一郎
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会議録・要旨集 認証あり

p. 108-109

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抄録
通常のすみ肉溶接と同じ溶接材料を用いた付加溶接によって溶接形状は変化し,止端半径とフランク角に起因して変化する応力集中係数が所定の疲労性能を得るために必要な形状の評価指標として有効である可能性を示唆した.また,試験体幅増加に伴う疲労強度低下を実験で確認し,溶接形状一定のまま試験体幅が増加したときすみ肉継手よりも付加溶接継手の方が疲労強度の低下率が低くなる可能性を応力集中係数の簡易評価により示した.
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© 2022 社団法人 溶接学会
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