1.5kW高出力青色半導体レーザを用いた純銅溶接の溶融効率の評価

抄録

電気特性の良い純銅の高精度かつ高効率な溶接法はEV等のエネルギー効率向上に繋がる加工技術である。局所過熱が可能なレーザ溶接に着目すると、銅は吸収率の光波長変化が大きい材料であるため波長が溶接に与える影響を明らかにする必要がある。本研究では高出力な近赤外線ディスクレーザと青色半導体レーザを用いて純銅のビードオンプレート溶接試験を行い、溶接モードごとに光波長が入熱効率に与える影響を調査した。