溶接学会全国大会講演概要
2023年度春季全国大会
会議情報

複動式摩擦攪拌点接合によるAl合金と合金化溶融亜鉛めっき鋼板の接合界面微細組織観察
*海保 凪佐岩本 知広左近 隆介松田 朋己廣瀬 明夫武岡 正樹
著者情報
会議録・要旨集 認証あり

p. 98-99

詳細
抄録
複動式摩擦攪拌点接合によるAl合金と合金化溶融亜鉛めっき鋼板の接合界面について、ツールの保持時間を変えたときの微細組織の変化を観察した。接合界面は3つの領域に分けられ、保持時間が増加すると、ショルダ外周部における反応相粒と亜鉛の巻き上げが安定化した。また、保持時間が1sから3sへと変化すると、接合界面における亜鉛の分布は広がった。TEMによる観察では、各領域の接合界面に形成されたIMCについて解析を行った。
著者関連情報
© 2023 社団法人 溶接学会
前の記事 次の記事
feedback
Top