水道協会雑誌
Online ISSN : 2435-8673
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HPLC/PDA検出器/蛍光検出器による農薬9成分一斉分析法の検討
木村 美紀阪本 博
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2004 年 73 巻 3 号 p. 7-14

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抄録

上水試験方法では、不揮発性や熱分解性農薬を、HPLC法、HPLCーポストカラム法及び誘導体 化—GC/MS法など異なった分析法で測定することになっており、大変な労力と時間を要している。そこ で、チウラム、カルポフラン、ペンタゾン、2,4-D、トリクロビルなどを含む9種類の農薬成分につい て、HPLC/PDA検出器/蛍光検出器による一斉分析法の適用を検討した。その結果、チウラムを除く8 種類の農薬成分は回収率や変動係数も良好であり、この一斉分析法によって指針値の1/10以下まで定量 可能であることが分かった。

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© 2004 本論文著者
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