1974 年 7 巻 3 号 p. 309-323
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宮城県伊豆沼で越冬したマガン,ヒシクイ,シジュウカラガン及びハクガンが,春の渡去に際し,奥羽山腹を越えて秋田県八郎潟水田に下り採餌休息を行なったのち,更に北帰の旅に出発した事実を明らかにした。日本の本州の東北地方において,太平洋側で越冬した雁の群が,渡去時に奥羽山腹を越えて日本海側に移動することは,従来の文献に記載がないと思われるので,新知見として報告する。
山階鳥類学雑誌
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