京都大学大学院生命科学研究科
2010 年 48 巻 8 号 p. 550-554
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前回は,テロメアの概念が成立した経緯と,テロメアDNAおよび結合タンパク質がつくるテロメアクロマチンの基本構造について概説した.テロメアは,固有のDNA配列に特徴的なタンパク質が結合する単なる微視的な染色体ドメインではない.今回は,テロメアが巨視的な構造をもつ巨大な機能ドメインであることを概説したい.
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