日本海洋学会誌
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水中の溶存珪酸塩に関する研究
珪酸比色値の淡水に於ける変動及びその淡水と海水との混合による変化 第3報
佐伯 有常
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1950 年 6 巻 1 号 p. 44-47

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抄録
(1) 水ガラス液では作製した時のpH値により比色値の含有量に對する割合は著しく異り酸性では100%以下60%, アルカリ性では100%以上130%を示す.
(2) 水ガラス液に於ける比色値は作製直後は稍, 著しく変化するが一週間位で含量に對し90~100%の略一定値に達する.
(3) 多摩川の水に於ける比色値の含量に勢する割合は上流で80%下流で100%と次第に変化するが他の水系の水, 海水等と混ずるとこの傾向は亂れる. 江戸川市川附近では130~160%に及ぶ.
(4) 海水と混合すれば比色値が80%以下では混合前の両者の計算値より増加し100%以上では逆に減少する傾向が水ガラス液, 多摩川, 江戸川の水に於ても觀察された.
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