著者所属:九州大学応用力学研究所 九州大学応用力学研究所 運輸省港湾技術研究所:(現)港湾空港技術研究所 運輸省港湾技術研究所:(現)国土技術政策総合研究所
2001 年 10 巻 5 号 p. 413-422
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1998年12月に東京湾南部海域で, HFレーダを用いた表層流動場の連続観測が行なわれた。小潮期の残差流は, 大潮期のものより強くなる傾向が示された。数値実験は, HFレーダで観測された残差流場をよく再現している。残差流の違いは, 主に大潮-小潮期における潮汐混合の強さに依存している。また, 淡水流入量の増加も残差流に顕著な影響を与えていることも示唆された。
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