山形大学大学院理工学研究科物質化学工学分野
2011 年 37 巻 2 号 p. 96-99
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細い管型反応器によるホットソープ法(高温の界面活性剤中での反応晶析)で,マンガンドープ半導体ナノ粒子の連続調製を試みた.反応管内流れは層流であるため,拡散支配の緩慢な混合過程,広い滞留時間分布などが問題となる.そこで,反応管内部の液相の混合状態を改善するために,反応管に気液スラグ流を導入し,その効果を検討した.その結果,ドーパントに由来する蛍光スペクトルが発現するまでの管内における滞留時間が,液一相で反応させた場合に比べて,大幅に短縮できることが明らかになった.
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化学工学
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