大阪大学工学部
1950 年 14 巻 2 号 p. 47-52
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氣泡によるガス吸收速度の機構はその扱い方の不便のため從來あまり取上げられていない。かゝる場合の吸收速度ひいては物質移動係數について理論的に考察し,實用的な近似式を提出した。次いでCO2ガスの苛性ソーダ溶液による吸收速度の實測値からガス分壓の低い範圍で八田氏の恒速範圍の式が成立することを認め,ガス境膜係數と氣泡の大きさとの關係をしらべ,Re數70~270,苛性ソーダ濃度0.1Nにおいて次式の關係が認められた。
化学工学論文集
化学工学
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