大阪大学基礎工学部化学工学科
1966 年 30 巻 5 号 p. 450-451,a1
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液々向流型充填層における分散相としての個々の流滴の濃度を測定する検出器 (Fig.1参照) を考案した。この検出器を用いて残余濃度曲線として液滴各個の濃度変化を求めたところ, 時間が経過するに伴ない液滴各個の濃度がトレーサ濃度へ漸近的に変化することが見出された(Fig.2参照)。この結果, 分散相の流れ方向混合は液滴間の離合集散に基づく液滴成分の交換によって生じることが明らかにされた。
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化学工学論文集
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