1971 年 35 巻 12 号 p. 1379-1383,a1
幾何学的に相似な3種の横型攪絆槽を用い, タービン羽根によって攪拌し, 亜硫酸ソーダ水溶液による酸素ガス吸収速度を測定して, 以下の結果をえた。
1) 槽内液の飛散が著しいA1状態においては, 総括吸収容量係数はフルード数に比例する。
2) 実用的に重要なA1状態につき, 総括吸収容量係数KG・αと液単位体積当りの所要動力Pvとの関係は (酸素-亜硫酸ソーダ水溶液系) ここで, εは攪拝槽容積に対する吸収液量の割合, Dtは攪拝槽径である。