1972 年 36 巻 10 号 p. 1130-1136,a1
流動層における粒子・ガス間の伝熱について, 気泡群の挙動に着目して理論解析を行ない, 伝熱係数を推算する数学的モデルを展開し縞他の研究者によって得られた実測結果と, このモデルから計算した結果を比較したところ, 両者の間にかなり良い一致が得られた。
また, 気泡周辺のガスの循環, 気泡内粒子, 粒子分散相内のガス流れ, および勝底部の挙動が伝熱係数に及ぼす影響を検討した結果、とくに層底部のガス読れが, 粒子・ガス間の伝熱係数に大きな影響を与えることを明らとした。