1972 年 36 巻 10 号 p. 1137-1143,a1
(1) 粒径分布測定法のひとつである光透 (inI0/I=C, I0, Iはそれぞれ人射光量, 透過光量 度) を簡単なモデルを用いて確率的手法により導いた。
(2)(1) により得られた知見をもとにして, 光透過光量 値の平均と分散を求めることにより, 測定系の分散粒子の粒径と 度を同時に測定できること。及び測定値の変動が激しい時でも, 平 均値をとれば, 系の平均濃度は結果として基礎式に一致することを 理諭的及び実験的に示した。